log 79 西伊豆三昧&シーカヤックマラソン   6月4日(金)5日(土)6日(日) 西伊豆エリア

ちょっとしたきっかけで松崎のシーカヤックマラソンに出ることになりました。といってもメインは西伊豆のツーリングなのでありました。

6月4日(金) 前日夜にたかだ〜さんと乗り合わせ西伊豆の伊浜に深夜到着、仮眠の後AM6時頃出艇し石廊崎方面に南下します。出艇後すぐにグミカジロの鼻に開いた海蝕洞窟をくぐり落居の海岸に出ます。そのまま妻良湾を横断し吉田の断崖に沿って漕ぎ進みます。ほぼ無風ベタ凪ぎのコンディションなので良かったのですが荒れたら逃げ場の無いところでもあります。富戸ノ浜沖を通り三ッ石岬を越え千畳敷と呼ばれる海岸横のゴロタの浜に7時50分上陸休憩いたします。再び出艇し君掛根という島の間を通り愛逢岬と大根島に挟まれたヒリゾ海岸に到着、遠浅のためか辺り一面コバルトブルー、昨年来たときも感動しましたが今回もやはり感動ものです。ひとまずそのまま石廊崎を目指し漕ぎ進みますが大根島を出た辺りで向かい風になってしまい進みが悪くなります。なんとか漕ぎ続け9時10分頃石廊崎までやってきますが海面がざわめいてるので退散することにいたします。帰りは追い波追い風で気持ちが良いです。再びヒリゾ海岸にやってきてひとまず上陸休憩してみることにします。シュノーケリングをしたり大根島の猿にバナナの皮をあげたりして楽しみます。再び出艇した後は洞窟などをめぐりながら出艇地に向け北上します。一旦吉田の浜でも上陸休憩するのですがここもなかなか良い海岸です。そこから断崖沿いに漕ぎすすみ昼食のため妻良湾に入ります。東の風が吹き抜けるせいか強烈な向かい風で苦労して13時に子浦の浜に上陸、臨海学校なのか小中学生の団体がカヤックで遊んでました。食事をとり元気が回復したところで再び出艇、子浦にもけっこう大きな洞窟があり出たり入ったり。そのままグミカジロの鼻の洞窟を抜け15時伊浜に到着。片付けの後、岩地の海岸を偵察したり松崎の西伊豆コースタルカヤックスを表敬訪問したりヤオハンで買い物したりします。そうこうしてるうちに夕方になり堂ヶ島の近くにある絶景露天風呂に入浴しに行きます。沢田公園露天風呂というのですがそこからの夕陽はまさに絶景、値段も500円と大変リーズナブルです。それから大浜という海岸で夜宴をして就寝、ようやく長い一日は終りました。
いきなり洞窟です
吉田の断崖絶壁
千畳敷の隣の海岸
穴三昧です
石廊崎なのです
海バナナ
猿と戯れます
吉田の海岸
子浦の臨海学校?
モザイクをかけたい岩です
洞窟を抜け伊浜に
夕陽で一日のしめくくり
6月5日(土) 深夜2時半頃、海猿水軍第2陣のうみひと&うがたこコンビが登場いたします。長旅で疲れたお二人には仮眠をとってもらい3時頃自分達はフルムーンナイトパドリングに出かけます。月明かりだけでもけっこう明るくおまけに夜光虫も見ることができました。休憩後再び出艇、次は天窓洞を目指します。丁度夜明けの時間だったのでだんだんと空が明るくなってきてなかなかの雰囲気です。早い時間だったので天窓洞は貸切状態、天然記念物の真下でロールしたり沈脱したりレスキューされたりとなかなかできない事を楽しみます。一旦大浜に戻り朝食をとったりファルトボートを組み立てたりして準備ができた7時頃今度はうみ&うがコンビを含めた4人で天窓洞を目指します。手前の洞窟をくぐったりしながら天窓洞に到着、皆で洞窟巡りを楽しみます。うがたこさんも天窓洞ロールにチャレンジ、勢い余って1回転してしまい結局沈脱でしたがとても楽しそうです。三四郎島とかもまわっていると丁度観光船も動き始めたようです。大浜に戻りセルフレスキュー練習をしたりした後岩地までカヤックを漕いで搬送、車1台はうみひとさんが搬送してくれました。岩地に着くとすでにたくさんのシーカヤックが並んでいてお祭りムードです。民宿にチェックインしまずは車の回送&昼食をとりに松崎方面に向かいます。途中目に付いた回転寿司でお腹を満たした再び民宿へ、うみ&うがコンビは昼寝するとのことでたかだ〜さんと雲見方面にツーリングすることにいたします。凪ぎの好天のコンディションの中、たくさんのカヤッカーの皆さんもツーリングしまくっているようです。雲見崎を越え千貫門をくぐりまだ余裕があったので波勝崎方面に漕ぎ進みます。赤壁のあたりで一旦休憩し戻ります。帰りはちょっと真面目に漕いだのでけっこう速かったようです。温泉に入り盛りだくさんの夕食を堪能した後は岩地海岸で交流会、バンド演奏やワハハ本舗のコラアゲンさんの爆笑トークなどもあり大いに盛り上がりました。
6月6日(日) レース本番 早朝起き出して隣の石部までミニツーリングです。雨が降っているため大変寒く石部の露天風呂で暖まります。途中の洞窟なんかもかなり楽しめました。宿に戻って朝食をとり開会式のため海岸に下りていきます。SAGEさんやこみてつさんなどサポート隊の方がたや顔見知りの人々にお会いします。待機時間が長く寒さに耐え切れなくなり海岸の温泉に入浴してしまいます。ちょっとしたイベントの後10時15分スタート、100艇を越えるカヤックの一斉スタートはなかなかの迫力です。雲見崎のところで少しうねりがあったものの基本的に凪ぎなので安心して漕げます。今回はサーフスキーのプロの方も出場してたのですが、彼等は本当に速くあっという間に折り返してきました。波勝崎の手前の折り返し地点をまわりそこからは先はツーリングしようとまずは猿を見に岸の方に漕ぎ進みます。猿は海岸には下りてきてなく戻ろうとするとレースの監視船が近づいてきました。あまりコースアウトは望ましくないようです、すみません。すっかり下位になってしまったのでちょっと真面目に漕いで見ることにしました。けっこう一生懸命漕いだので7〜8艇は抜いたと思います。どうにかこうにかゴールイン、けっこう疲れました。たかだ〜さんは先にゴールしていたのでうがたこさんとうみひとさんを待ちます。うみひとさんは腰痛でどうにもならなくなり最終ゴールを飾りました。ともあれビールで乾杯してBBQをいただきます。そのあとはしばしフリータイム、地引網をしたり、試乗会をしたり、温泉を楽しんだり。そして表彰式と閉会式、大変素晴らしいイベントでした。それから各自お片づけをして帰路につくことにいたします。帰りに恋人達の聖地、恋人岬に寄りました。いるのはカップルばかりでしたがしっかり愛の鐘を鳴らしてきたのでありました。
AM3時出艇
月が綺麗な夜でした
そろそろ夜明けです
天窓洞沈脱
次は4人で天窓洞へ
天窓洞ロール
三四郎島のあたり
岩地の名物温泉
雲見のあたり
千貫門
赤壁のあたり
交流会のようす
SAGEさん&こみさん
雨の中祈祷
スタート直前のようす
最初の回航点
スタートです
人間ブイの塩島さん
白熱したレースです
BAJAの快速タンデム艇
波勝の回航点
波勝の猿を見に行きます
千貫門のあたり
スタッフのぱふさん&SAGEさん
スタッフのこみつさん
うがたこさんゴール
うみひとさんゴール
恋人岬で佇む恋人達