log 44 鹿を探してパドリング    8月11日 洞爺湖
洞爺湖の中央には大小幾つかの島があり、時おり島から島へ鹿が泳ぎ渡るといいます。そんな神秘的な光景を求めてのパドリングでした。

8月11日朝、テントから這い出すと若干雨が降ってましたが朝食をとり終え漕ぎ出す頃には雨もあがりました。9時15分出艇、完全な静水のなか前方の中島に向かって漕ぎ進めます。水も大変透明でパドルを入れるだけでも大変気持ちいいです。中島に沿って漕ぎながら鹿を探しますが見つけられず、その代わりに綺麗な黄色い花が咲いてました。ときおりモーターボートも通りますがそれ以外はとても静かなものです。湖畔でリスをみつけたり湖に浮かぶお堂を参拝したりとのんびり楽しみます、中島をだいたい一周し、お昼時になったので上陸し名物の雉そばをいただきます。そのあと檻の中に保護されてる鹿をからかったり湖の白鳥や魚に餌を与えたりして楽しんだ後再び出艇。今度は一路キャンプ場に向け戻ります。岸近くまで来てみてキャンプ場の位置が分からなくなります。Nさんは半時計周り、自分は時計周りにそれぞれ漕いで見つかったら連絡し合うということになります。しばらく漕ぐと昭和新山の麓近くにまで来てしまい、さすがにここまで来ないだろうということで面倒ですがドライバッグを引っ張り出しGPSに電池を入れ場所を確認します。するとやはり先ほど分かれた場所の辺りらしく戻ってみることにします。今度は岸近くを丹念にチェックすると林の間に見覚えのあるテントを発見、14時40分到着です。早速Nさんに連絡し待つ間に舟を水浸しにして潮抜きをします(一度ロールにもチャレンジしましたが失敗)。水は以外に温かく湖水浴もいけそうな感じ。Nさんも戻ってきたので水を抜いて片付けます。鹿の島渡りは見れなかったんですが大変楽しいパドリングでした。夜はNさんのお知り合いも合流して北海道最後の宴会と相成りました。
中島目指しGO!
意外と距離があります
湖畔に沿って漕ぎ進めます
バックショットです
神秘的な湖です
お堂には鴎が住んでました
名物の雉そば
鹿と戯る
白鳥と戯る
そろそろ再出発
ようやく戻ってきました
美しすぎる夕陽です
翌日は天気が良く久しぶりに暑さを感じました。荷物を送り夕刻の苫小牧からフェリーに乗り北海道を離れました。かなり駆け足の旅でしたがかなり大満足の内容だったと思います。案内役となっていただいたNさんには大変お世話になりました。どうもありがとうございました。