log 35 横浜花火海上観覧計画 7月20日MM 21エリア
ネットパドリング友達のへっぽこ隊の方がたに横浜の花火をカヤックから観ようよと誘われ行ってまいりました。
この花火大会は正式には横浜開港記念港祭り第48回国際花火大会というそうで大変人出が多く混雑することで有名です。
集合場所のサウスウインドというカヌーショップに16時過ぎに到着。前日へっぽこ隊の海人(うみひと)隊員にマイカヤックを運んでいただいていたので大変楽チンです。尚この花火観覧はサウスウインドの企画らしくそこのスタッフとお客さんが中心でした。実はへっぽこ隊の隊長さんとは初お目見えでしたが一目でこの人だなと分かりました。テキヤさんが屋台のフレームを組む中、自分はカヤックのフレームを組みます。舟の形になってくると興味を持った人が質問してきたりします。ようやく組み終わりコンビニで軽食とビールなどを購入。戻ってくると既に艇を降ろし始める作業に入ってました。参加艇はグモテックスのシングル、タンデム各1艇ずつ、隊長率いるボイジャー460タンデム1艇、クオリティカヤックスのペンギン2艇、海人隊員のリバーポリ艇、そして自分のベルーガの総勢7艇9名。降ろし終わってまだ18時、とりあえずその辺をショートパドリング、この辺を漕ぐのは昨年の横浜運河カヌーフェス以来ですが今回は以前にも増してギャラリーが多い(もちろん花火を観に来たわけで自分達など眼中にないでしょうが…)ちょっと照れながらパドリング。屋形船やプレジャーボートなどもけっこう出てますが陸上に比べたらガラガラ状態、ちょっと優越感を感じたりします。だんだんと風景が紫っぽくなってきまして皆で筏を組んで軽い宴会状態。すっかり暗くなった頃一発目の花火が開きます。色々な花火がありましたが今年の目玉はタマちゃん花火でしょう。花火の音もファルトの船体に心地よく響きます。最後に怒涛の大玉連発にて花火大会終了。そこからはナイトパドリングで出艇地に戻り、舟を引き上げ着替えをして解散。
そのあと自分と海人隊員は別任務のため城ヶ島へと向かうのであります。
log 36 城ヶ島LDS(ロングディスタンススイミング) 7月21日(海の日)三浦半島城ヶ島
横浜の花火を楽しんだ我々は渋滞を嫌い花火大会終了後2時間ほど時間をつぶしてから城ヶ島へと向かいました。なんだかんだで午前1時過ぎに城ヶ島の県営駐車場に着くとカヤックを積んだ車が7,8台、そしてその陰には未だ宴会絶好調の人々を発見、朝連隊のgennpoさんをはじめネット上で名前くらいは聞いたことのある人々がそこには終結していました。ご挨拶をし仲間に入れてもらいます。途中パトカーが見回りに来たりしましたが宴会の衰える様子はみえません。午前3時くらいに小雨が降ってこなければ朝までつづいたに違いないでしょう。
朝6時くらいに起き、顔を洗い朝食をとります。みなさんも結構起きてましてカヤック談義にふけっちゃいます。昨晩既に寝てらした村長さんにも初お目見え。そうこうしてるとこみてつさんが朝練隊の仲間とともに現れます。こみてつさんはいつも寝不足で登場するのですが今回は割と普通に元気でした。舟を会場まで運び車を会場近くの駐車場に移した後ちょっと城ヶ島の南側の様子を見に出艇します。若干のうねりはありましたが前回の練習会に比べたら静水といっていい状況です。9時半くらいに開会式をしはじめてパートナーである泳者の守谷さんにご対面します。軽い打ち合わせをしたり他のカヤッカーとお話したりして時間が流れてゆきます。そうこうしてスタート時間の11時になりました。
よーい…スタート!カヤックは沖で待機しスタート後泳者に近づきます。守谷さんはスタートダッシュ逃げ切りタイプの選手だそうで1番に出てきたので確認が楽です、が自分の艇の長さを忘れいきなり針路妨害をしちゃいます。それでも以前トップで泳いでいます。外海に出る頃には2位との差も開きダントツ状態。外海も気になる波はないのでできるかぎり内側を通るようにします。それでもやはり誘導しきれず外に膨らんだこともしばしば、泳者との合図などの打ち合わせも必要だったかなと思います。それでも以前トップどころか後ろとの差は開きもはや見えなくなりそうな感じ。途中城ヶ島の南側辺りでは晴れ間がのぞき、ちょっとツーリング気分にひたっちゃったりしました。ブーマの起きやすい安房崎を回り込み内海に入り、城ヶ島大橋下のゴールまで誘導、この辺は以外に岸近くは浅いので少し沖を進みます。そうこうしてゴーーール!!!泳者と共に写真をとっていただきます。マラソン選手のようにゴール後倒れこむのかと思いきや全然元気で呼吸も乱れてません。記録は1時間15分59秒、自身が持つ大会記録を2分以上更新したらしく流石です。自分も感動を分けていただきました。その後も続々とゴールイン、2位の方は女性の方ですし障害を持った方もかなり早い記録でゴールされてました。とにかく皆さんすごいです。いままで遠泳というものを良く知りませんでしたがなかなか面白いものです。特にこの大会はサポートとはいいますがカヤッカーにとっても大変楽しい大会です。海人隊員もリバー艇ではじめて城ヶ島を一周されてたようです。
さて今回の目的のひとつ、こみてつさんのカナックtype-K(コミテツ仕様)に試乗させていただくことにします。見た目は随分とシャープ&ローボリューム、バウとスターンはナイフのように切れ上がってますPFDとパドルも貸していただくんですがフェザーリングが苦手な自分は少し危険なアンフェザーの位置に調整していただきます。乗ってみるとこみてつさん同様小柄な自分にピッタリのフィッティングでグラグラはしますがそんなに乗れない事もないですし傾いたところで結構粘ってくれます。調子に乗ってロールを試してみようと思いセットアップから沈、そしてスイープ…バキャ!ゴボゴボ、パドルが、ゴボゴボ、折れた、ゴボゴボそして沈脱します。こみてつさんはパドルが折れたことを知っても笑って大丈夫だよといってくれました,良い人です…ただ笑顔がさみしそうではありました、ゴメンなさい。
そして成績発表と閉会式後荷物を積んで帰りました。途中も瞬間的にものすごい豪雨に見舞われ早めに片付けて良かったと実感。
今年は梅雨明けがとても遅いようです。
すみませんデジカメの電池切れにて画像がこれくらいしかありません。


