log 214 GW 佐渡島(中編) 5月3日(木)4日(金) 佐渡島 宿根木〜小川〜弾崎
佐渡島3日目にしていよいよ本格的に漕ぎ出しました。が、海はけっこう荒れていてアドレナリンが出っ放しのヒリヒリした漕ぎでした。
5月3日(木) 夜間ずっと吹いていた風も朝には収まり、海もうねりは残っているものの白波立つくらいではないようです。しかし予報は南西10〜12m、風が吹く前にと早めに出発します(7時くらい)。海に出てみると思ったよりうねりは大きくコンスタントに2mくらいあります。沢崎を回り込みうねりに後押しされながら真野湾の入り口まで来ます。湾内を岸ベタで漕ぐ方がリスクは少ないのですがかなりの遠回りになってしまうので湾口横断を決断。うねりは大きいものの比較的素直な波で1時間半ほどで横断し終えます。七浦海岸の沖を漕ぎますが隠れ根の影響で突然ブーマーが立ったりしてスリリング、特に岬先端では写真を撮る余裕もありません。長手岬、春日崎といった難所を越え相川集落で休憩、コンビニで食料を仕入れます。相川でこの日の漕ぎを終わりにしてもよかったのですが、まだ16時前だったので5kmくらい先の達者海岸を目指そうと海に出ると満ち潮に向かっているせいか先ほどよりうねりが大きくなった気がします。もうロデオというよりもジェットコースター状態で耐え難い海になってきたので途中の小川港に入りこの日の漕ぎを終了します。歩いて達者海岸に行き目洗い地蔵尊横にあるお風呂に入ってこの日はおしまい。結局この日の風は5〜7m、うねりは1.5m〜2.5mくらいでした。
5月4日(金) 夜中ずっと強い風が吹いていたので心配してましたが昨日よりうねりは収まっています。風は朝から10m以上ありましたがほぼ追い風なので出発することにします(7時くらい)。1時間ほど漕ぎ尖閣湾の湾内に入ると風とうねりの影響も無くなかなかいい感じ、しかし湾から出るとしっかり波の花が咲いておりました。時々休憩したりしながらこの日はひたすら風と波に押されあまり疲れぬまま50kmくらい漕いでしまいました。弾崎で野営。この日の風は8〜14m、うねりは30cm〜1m(岬)くらいでした。
宿根木の洞窟で野営
非常食のいももち
宿根木港を出発
沢崎灯台
うねりけっこうあり
真野湾横断前
真野湾横断中
真野湾横断後
変わった形の岩
いやな波が立ちます
相川で休憩
ここから先はマジ限界
なんとか漕ぎ終えました
ここで野営
海と夕陽と田圃
安寿と厨子王縁の地
小川港から出艇
風に押され尖閣湾へ
湾内は静かでしたが
湾口は白っぽい
橋の下で休憩
冷たく透き通った海
追い波追い風
無人の海岸
今回はGPSも装備
天気良しです
上陸し
滝見物
大野亀
二ツ亀
弾崎灯台
そして一日が終わる