log 214 GW 佐渡島 後編   5月5日(土)6日(日) 弾崎〜両津、柏崎(新潟県)

弾崎で漕ぎは終了のつもりでしたが最終目的地の両津まで30km強なので漕いでみることに、強い向かい風に思いのほか苦労しました。

5月5日(土) 昨日までは南西風の西海岸をずっと漕いできましたが今日は東海岸なので海は穏やかかな?と期待します。しかし南南西の風6〜10mのモロ向かい風、ブローになるとほとんどパドルを刺して風に耐えているだけの状況です。30kmくらいなのでお昼には着きたいと考えていましたがこれでは厳しそう、一生懸命漕いでも時速3kmを切っています。しかし波はほとんど無く風を避けるため岸ベタで漕げたことは良かったです。気が付くと鯉のぼりが上がっている家が多く子供の日ということを思い出します。お昼少し前にたまたま海岸からアクセスできる食堂があったためランチ休憩。少し元気になり再び漕ぎ出します。午後からは若干風も弱まり時速5km程度で漕げるようになります。両津に近づいた頃には風もやみベタ凪ぎ状態。両津港を抜け橋をくぐると加茂湖に入ります。汽水湖ということは分かっていましたが水を舐めるとけっこうショッパイです。消防署近くのスロープで艇を上げ片づけをしていたら既にサンセットタイム。予め目星をつけていた民宿(佐渡シーサイドホテル)の予約をとり迎えに来てもらいました。そして海の幸満載の夕食を堪能し、近所の神社で薪能を観に行き一日が終わりました。

5月6日(日) 目覚めるとともに体中に筋肉痛を感じ、朝から温泉に浸かります。朝食にイカの刺身が出てきましたが佐渡では普通のようです。ファルトボートの送付を手配し9時半のフェリーに乗るべく9時頃宿を出て港に着くと締切り寸前、慌てて切符を買い滑り込みます。どうやら時刻表を見間違えていたらしく9時10分出港のようでした。GW最終日だけあり船内は一杯で座るとこもありませんが3時間足らずの船旅なので海を見てすごします。新潟に到着すると丁度昼時なので駅から近いそば屋に入り昼間から一杯やります。それから一昨年新潟に引っ越した元葉山衆のマリブさん宅へ直前アポで遊びに行きます。マリブさん宅は築ウン十年の古民家で現在も改築作業を進めながら暮らしているようです。庭先には旧T〜ベローチェが置いてあり、何はなくともT〜さんに写メします。家の2階にはがっしりした薪ストーブが置いてありそこでお話しながらお酒を飲み気持ちよくなります。そのうち裏山で筍がとれるという話になり、せっかくだからと筍掘りをすることになります。初めて筍掘りをしましたが達成感ありでなかなか楽しいです。10分程度で4本くらい筍を掘り戻ってアルミホイルに包んで薪ストーブで焼くと香ばしい素敵なつまみに早代わり。そんなこんなな楽しい時間が深夜まで続きました。めでたしめでたし。
弾崎からの朝日
岬を回りこむと
ず〜っと向かい風
岸ベタ漕げたのは良かった
ジャパネスクな風景
元気に泳ぐ鯉のぼり
食堂発見
エネルギー充填
桜が残ってます
風が弱まってきました
両津港へ入港
橋をくぐると
加茂湖です
佐渡漕ぎ終了
陽が落ち始めました
民宿に投宿
海の幸を堪能し
薪能も堪能
家庭的な良い宿でした
混みあう船内
小千谷そばの店
マリブさん宅訪問
初タケノコ掘り