log 18 伊豆半島一周計画U 伊東→赤沢→外浦海岸 10月11日、12日 ソロ
10月11日 夏に伊東まで行ったつづきとして今回伊東から南下してみました。実は9月にも伊東から艇を出したのですが10分くらい乗ったらラダーワイヤーが切れ風も強かったためあきらめて帰ってきました。今回も予報では波高2.5mとコンディションは良くないですがとりあえず出てみました。伊東オレンジビーチを13時半に出艇。風はナライ。波もその方向からで結構保針に苦労します。手石島、川奈崎、富戸をすぎると城ヶ崎海岸。なかなか風光明媚な海岸線です。八幡野漁港の近くに吊橋が見えもう少し南下したら目的地である赤沢海岸に17時半到着。波のため海岸に上がれないため漁港に上陸しました。近所の人と話をすると、風の中よくきたねと言われ台風が近づいているのを知ります。ここには無料の露天温泉がありそこへ移動します。近くの民宿でビールを買いお風呂に浸かりながらいただきました。昨晩寝てないせいかすごく眠くなり風呂の中で眠りました。お風呂はぬるいので眠りながらもずーっと入っていられます。夜中何度か他の人が入ってきたと思いますがその間も眠っていて結局一晩お風呂ですごしました。足の裏がしわしわになっていました。



10月12日 湯船の中で目覚め朝日を眺めゆっくりと準備をし7時20分赤沢港を出発します。赤沢からしばらくはゴロタの浜になっています。相変わらず強いナライですがしばらくはたいしたことも無く漕ぎ続けます。しかし熱川を過ぎると少し波が大きくなってきます。稲取岬を越えるとさらに波は大きくなり風も強く感じます。斜め後ろからの追い波追い風で勝手にサーフィン状態。横に滑り込んだ後次の波が来るまでに艇の向きを変えなくてはならないので結構忙しいです。そうこうしているうちに沈してしまいました。ひとりで沈するのは初めてでちょっとあせりますがパドルフロートを使ってなんとか再上艇しました。普段はパドルフロート持って行かないことが多いのですが今回持ってきて本当に良かったです。もうツーリングで持って行かないことはないでしょう。パドルリーシュもつけてて良かったです。そのあとも2度沈しましたが3回目ともなると落ち着いたもの。ただ風で岩場の方に結構流され回避のため沖に向け逆風を漕ぐのが辛いです。今井浜のあたりで1度休憩した方が良いかとも思いましたが結構波立っているし風上に向け再び出るのも辛いだろうとそのまま外浦へ向かいました。河津の岩礁地帯を慎重に航行し白浜沿岸。ウインドサーファーには良い波風のようで結構数が出ていました。ようやく外浦沿岸だろうと思われるところに着きブーマーに注意しながら慎重に岸に向かいます。うねりが大きいので見逃していた根に乗り上げそうになりあせります。ここは沖の根が天然の防波堤になっていて中に入るとうねりもほとんど無くなり安心して漕げます。ウインドサーファーとカヤッカー達が見えてきます。すれ違うカヤッカーに挨拶をしようやく着岸。艇内にはけっこう水が入っていてものすごく重くビルジポンプで水を抜き岸の上の方へ引き上げ休憩します。スクールだと思われるカヤッカーが7,8艇いましたし、ウインドの方もスクールみたいのをやっていました。着岸したのは11時20分で4時間で着いたことになります。追い波、追い風のせいでかなりスピードがでていたらしいです。ちなみに伊豆高原から下田までの伊豆急の距離はおよそ30kmなのでで同じくらいと考えると時速7km以上。お昼になったので前回行った国道沿いの定食屋さんで昼食をとりました。午後、時間が余ったのでロールの講習でもやっていないかとKAI'TOを尋ねると千葉のGスタイルのイベントで会ったHさん(♀)に会います。大変元気な方です。KAI'TOの犬(ラブラドール)2匹に存分になつかれました。残念ながらロールだけの講習はやっていないらしくその日は外浦に泊ろうと思っていましたが、もう少し頑張って弓ヶ浜あたりまで行ってみようと考え直し13時半くらいに再び出艇します。予想通り逆風は大変きついです。筆島を越え最初の岬を回りこもうとしたところでラダーワイヤーが突然切れ、なんだか不吉なものを感じ戻りました。戻るとき筆島あたりでKAI'TOのツアーとすれ違います。湾内には別に1艇のカヤッカーがいました。明日はもっと波が高そうなので1日余りますが帰ることにし艇を畳みます。万宝に寄って美味い干物を堪能して駅へ。帰りの電車でまたHさんとお連れの2人と一緒になりました。
PS 翌日はやはり危険日で東伊豆でも高波にのまれたりする事故が多発したらしいです。

伊東出発
城ヶ崎海岸
夕日(八幡野あたり)
温泉と朝日
しわしわあし
河津沿岸
外浦沿岸
外浦到着
豪華なお昼ごはん
再び出艇!筆島カックィー
退却!筆島裏側
万宝にて