スタッフの方に車を出していただきmyカヤックを回収してきます。風呂に入りさっぱりしたところで塩島さんのパドル製作のお話。材料や調達方法寸法などかなり具体的な内容でした.(よく考えてみるとマリンスポーツ講義とは思えないマニアックさです).。次に高坂さんというやはりグリーンランドスタイルの第一人者の講義。こちらは楽しみながらつくることと出来が悪くても自分でつくったものは愛着があるという感じのお話だったような、作るなんて考えもしなかったのに2人のお話を聞いていると作ってみようかなと思います。お昼までまだ時間があったので急遽まんぞうさんのスキンカヤックの製作体験話を聞かせていただきました。楽しみながら製作したことが存分に伝わるお話でした。お昼は近くの食堂で、千葉の方々に誘っていただきご一緒しました。時期的に青柳の刺身がなかったのが残念です。午後は強風のため海ではなくプールで実際のGパドルを使用して漕いでみました。一人一人グレッグさんやマリギアックに指導いただき感動!教わったスカリングの練習などしますが全然うまくゆきません。スタッフの方がスキンカヤックを勧めてくれたんで乗せていただきました。タイトにできているため乗り降りが大変で沈したときも一瞬出るのに難航します。でもスカリングやロールなんかはし易そう(できないけど)。しかしなんか50mプールにカヤック30艇くらいとかなり不思議な光景でした。カヤックの銭湯みたいな…
海、湖、川につづきプールまでフィールドに
グレッグ師匠に教えて頂く
マリギアックのロール大会
まさに一人舞台でした
昼食後プールサイドでだらだら話をしていたらスタッフがやってきて第一海堡へツーリングに行こうという話になり砲台前に移動します。またもカヤックを貸して頂きました。がそのカヤックというのは午前中乗ってみてとても乗れないと判断したあの空模様。しかし第一海堡までのツーリング、そしてグレッグさん、マリギアック、塩島さんとのツーリングをみすみす見逃せるはずもありません。綱渡りでもしているかのような漕ぎ出しです。力のないパドリングにグレッグさんがたびたびアドバイスしてくれます、が沈しないようにするのが精一杯。海堡までのルートは引き潮のとき陸地になるだけありものすごく浅く塩島さんがパドルで底の深さを測っていたくらいです。今回案内役をつとめるのはスタッフの天狼☆さん。塩島さんはサポートとして後方に。マリギアックはエネルギーを持て余しているらしく前や後ろを行ったりきたり。グレッグさんは一人一人にアドバイスしながら漕いでます。こんなに多くの人がGパドル持ってツーリングするのは日本で初めてではないでしょうか。ようやく第一海堡をまわります。上陸はせずにそのまま帰るのですがそのあたりで緊張が解けたのか沈してしまいます。脱艇し他の人のサポートのもとなんとか乗艇しますが再び沈。今回沈してたのは自分だけでした。その後も何度も沈しそうでしたが何とかブレースでしのぎます。突然雨が降ってきて陸もうっすらとしか見えなくなります。若干追い波だったのでサーフィンを楽しむ人もいましたが自分は膝がふらふらで速攻で岬に戻ります(漕いでると安定するし)。しばらくすると皆戻ってきてツーリング終了。
その後何故かマリギアックと天狼☆さんが相撲をとっていました。岬荘にもどり風呂に入りゆっくりしてオリジナルTシャツを購入しお二人にサインを頂きます。同室だった方に近くの駅まで送っていただき帰路につきました。いやあホント楽しいイベントでした。来年もやるらしいのでまた期待してしまいます。
アザラシのようなカヤック。この後ロール
9月22日(暴風) 前日内房の大貫港まで来ていたので朝6時くらいに出発し富津に向かいます。大変な強風(向かい風)のため一歩一歩踏みしめるようなパドリングです。7時45分くらいにようやく富津の岬を回り込もうとしたら北風に阻まれて回り込むのを断念。しょうがなく南側の砂浜に着けます。受け付け時間の8時半を回っているので艇を置き慌てて受付場所の砲台前へ向かい9時近くにようやく受付を済ますと当然最後の受付でした。一般参加者は30人くらいみたいです。スタッフと一緒に徒歩3分くらいのジャンボプールへ移動します。なんとか間に合ったようです。早速ゲストの紹介、グレッグさんは落ち着いた大人なのに対しマリギアックはまだ少年のよう(20歳)皆にカワイイカワイイいわれてました。すぐにマリギアックのロールデモが始まります。解説はグレッグさん通訳は白洲様。
次々に行われるすごいロールの数々。カヤックの可能性とそれを引き出しているマリギアックの技量にホント驚かされました。腕さえつかわないでのロール、重りを持ってのハンドロールなどとにかく色々。後半は逆さ漕ぎやカヤック上でのエクササイズ(カヤック上での直立、腕立て伏せ、腹筋など)を披露してくれました。腹筋の途中沈してしまいましたがそのまま水中で乗艇しそのままロールで起きてリカバリーしました。これには皆驚きました。しかし浮力体の無いカヤックのほとんどは水に沈んでいるんですが彼はスターン側の空気をバウ側に移し半潜水状態でパドリング。これには皆大爆笑。そのままプールサイドにつけカヤックを抱えて走ってゆきました。このカヤックを運ぶ事を競うレースもあるらしいです。その後フォワードストロークのレクチャー。押し手6引き手4の力加減でフットブレイス(足)ではなくサイブレイス(膝)に力を入れたパドリングだそうです。腹筋も重要とのこと。槍投げのデモもありました。
千葉県富津岬でG-style2002というグリーンランドスタイルのカヤックイベントが開かれたので参加してきました。
これは千葉のGreenlandersというクラブ?が主催して行うイベントでした。今回はアメリカでグリーンランドスタイルのシンポジウムの代表をつとめるグレッグ・ステイマーとグリーンランドで最年少16歳でGreenlannd
Kayakking
Championshipチャンプとなったマリギアック・パディラの2人を主賓とした主にパドリングを主体としたイベントでした。伊豆からは塩島さん、葉山からは白洲様、ぱふさんも来ていました。
log 17 G-style 2002 千葉県富津市富津岬 9月22日、23日
泳がずに漕ぎます
マリギアック師匠からの手ほどき
9月23日 昨夜は台風のような嵐で心配したが一夜明けると天気も良く風も収まっていました。朝食をとり(例の二人は普通に納豆を食べる)プールへ。自分のファルトは片付けてしまったのでMegaというリジッド艇を借り講習。グレッグさんにロールを教わり数回成功するが一人になると出来なくなってしまいます。マリギアックにもスカリングを教わりますがまるでうまくゆきません。Megaを返したあと空模様のカヤックに乗せていただきます。が、ひどく不安定でプールを半周してお返しします。聞くとビーム幅49cmとのことで今まで乗ったカヤックの中でも抜群の不安定さを感じました。楽しいまま午前中のレクチャーは終了。ぱふさんのリクエストでマリギアックのテコンドーの演舞も見れました(彼はテコンドーも10年選手らしい)。お風呂に入り昼食へ。昨日とは別の店でバカフライ定食をいただきました。バカとはバカ貝=青柳でこのフライ定食はマジ旨です!
はしゃぐマリギアック
マリギアックのテコンドー
2日目お昼の集合写真
そのあとロープジムナスティックというロープを使ったエクササイズ。近くの林に移動します。強風に雨まで降りそうな空模様の下薄暗い林の中でロープを木に結わえる姿は誰がみても怪しかったでしょう。しかし内輪ではけっこう盛り上がりマリギアックの雑技団レベルの妙技に一同感嘆。これはバランス感覚を養い筋力トレーニングにもなるエクササイズらしいです。皆挑戦してましたがなかなか難しいようです。
部屋に入り同室の方にご挨拶します。なんとこのイベントの参加のためだけにはるばる礼文島からやってきた方がいました。ひとしきりカヤック談義をしたあとお風呂に行きました。お昼は開放してなかった岩風呂に入れ大満足。夕飯は大雨の中BBQ。たまたま同じテーブルにグレッグさんとマリギアックも座りました。二人とも気さくな良い方でますますファンになります。グレッグさんは箸の使い方完璧です。マリギアックはくさやも平気で食べてました。まんぞうさんが火付け役となった二人のTシャツに寄せ書き落書き大会も盛り上がりました。その後もスタッフルームで宴会となったみたいですが自分は部屋でだらだらしてました。
グレッグ師匠からの手ほどき
目で語るカヤッカー