ノーティレイ社 レイドU(my艇)
ノーティレイのカヤックはヨーロッパ各国の軍が装備として採用しているだけあり丈夫、木製フレームは美しくもありまたスタックした場合現地での修理も可能であるといったようなメリットもあります。レイドUは横幅が1m近くあり安定性は抜群。静水なら余裕で立ってバス釣りくらいできるのではというくらいの安定感があります。一人でも二人でも漕げるという事ですが一人で漕ぐ場合後部座席に乗るとパドルを入れる部分が艇の一番太い部分に当たるので漕ぎづらいです。またラダー無しでは辛い船だと思います。あと重く(30kg)乾いていない状態では担ぐのも困難です。組み立ては難しくないですが木製ですのでクセがあったりしますので変なところではまって時間を食ったりもします。決して速い船では無いですが荷物を一杯入れてのツーリングには案外良いかもしれません。最近はノーティレイもアルミフレームのものを作っていてアルフェック社とかぶって見えます。
ファルホーク社 ベルーガ(my艇)
レイドUの一人漕ぎに限界を感じシングル艇を探していてフェザークラフトのカフナかK-1の中古を考えていたところにオークションでこの艇を見つけて5分程考え希望落札価格で衝動買いした一品。白いカヤックが欲しかったので選びました。ちなみに白は限定で自分のは17/45というナンバー。以前から他の人のHPを見て存在は知っていたのでそれほど迷いは無かったです。長さが5.3mあるので直進性は良いです。体感的にはそんなに速いとは思いませんが幅61cmとファルトとしては細めなので漕ぎやすいと思います。安定性も十分あります。ノーティレイやフェザー艇に比べるとスキンがヤワな印象を受けます。ちなみにラダーワイヤーもヤワです。でも結構カッコいいので気に入ってます。重量20kg。なんとか他の装備といっしょに持って歩ける重さだと思います。今はファルホーク社が無いのでベルーガもありませんが跡を継いだアルフェック(モンベル)がエルズミアという名でマイナーチェンジした艇を出してます。
ファーストライトカヤックス社 420 C
その名の通りとにかく軽い(8.9kg)カヤック。ボトムがフラットなため回転性が良くそのわりには直進性もまずまずです。幅は57cmですが安定性も良く420cmという艇長も川から海までオールマイティに使えるでしょう。フレームはケブラーカーボン、デッキ部分はポリエステル、ハルはウレタン。これなら陸上の移動も自由自在。ファーストライトカヤックス社はNZの新進メーカーで日本ではシリウススポーツで扱っています。
フェザークラフト社 カサラノ、K−1、カフナ
フェザークラフトは非常に品質の良いカヤックをつくるカナダのファルトメーカーで、自分はカサラノ、K-1、カフナに試乗したことがあります。
カサラノは市販されているファルトカヤックの中でも最も美しいのではないかと思います。かなり速いらしく憧れのカヤックのひとつです。
K-1はフェザークラフト社のフラッグシップモデルで長年かけて改良され完成度は高くなり組み立てもかなり楽になったみたいです。
カフナは450cmとK-1より短いですが直進性、回転性、安定性が良く重量も軽くフェザーにしては手頃な値段のカヤックです。先日カフナで神奈川から九州まで延べ200日以上かけてまわった方にお会いしたんですがハルは大変きれいな状態でした。
全モデルに共通するのですが完全防水の素材と溶着加工のおかげでシーソックをつけるとドライバッグ状態になり中のフレームが海水に浸かることはないので痛みも少ないと思われます。またテンションを相当かけるのかスキンがピンと張り美しいカヤックです。ネックはやはり値段と組みにくさ(組んだことがないのでわかりませんが…)でしょうか。
リジッド艇を語れるほどの経験も技術も無いのですが試乗会などでいいなと思った艇について…
ノーライトデザイン社 チニータ ラウンドボトム特有の安定性、回転性と相反する直進性を兼ね備え重量も軽い艇です。
ノースショアデザイン社 ショアライン 安定性、回転性、直進性を兼ね備えた名艇です。パドルコースト社がライセンス生産してます。
カレントデザイン社 アンドロメダ 決して初期安定性は良くないですが傾いたときにピタッととまってくれる感じが大好きです。
ワーナー社 リトルディッパー マイパドル。他にも持ってますが結局使うのはコレ。とにかく漕ぎやすく大変お気に入りです。
ライトハウス南伊豆 塩ちゃんパドル 初めは何だコリャという印象ですが馴染んでくると非常に漕ぎやすい(らしい…)パドルです。
シリウスオリジナルカーボンアリュート 初めて使ったパドルがコレ。久しぶりに使ったらキャッチが良く非常に使いやすく感じました。
基本的に浮力がキープ出来ていれば何でも良い(釣り用のものでもダイビング用でもジェットスキー用でも…)と個人的には思います。まあ身に着けるものなんでカッコよくフィット感がよいものがベターでしょう。
メーカーでいうとLotus Designやkokatatあたりが人気。自分もLotusのシャーマンというモデルを持ってはいますが結局ポケットが大きく使いやすいMTIのパドジャケ(右写真)を良く使ってます。(もちろんLotusやkokatatにもこういうデザインはありますので)これは背中部分にマリギアック・パディラとグレッグ・ステイマー(log 17 G-style2002)のサインを入れてもらってから宝物になりました。(モノ自慢でした)
防水携帯 G'zOne
カシオが出している防水携帯電話です。PFDに入れてときおり沈してますが今のところ平気です。今はau限定です。GPSが付けばよいのに…
kokatat
ドライスーツ
kokatatはパドラー人気のブランドで品質も良いです。そこのドライスーツですが自分の買ったものは透質素材でないため蒸れます。インナーをフリースなどの水分を吸収しにくい素材にしないと濡れて寒くなる可能性があります。シットオンタイプに乗る人に向いてそう…
GARMIN社ハンディGPS eTrex
Vista日本版
ハンディGPSとして定評のあるGARMIN社の最新、最多機能モデル。特徴として日本語表記なことと地図の表示があげられます。地図がついていると単体でナビ操作ができ便利。この機種には電子コンパスも内蔵されているためコンパスナビも可能。他にも気圧高度計や潮汐表などもついていてカヤックの旅には非常に便利だと思われます。
気がついた不満点は少し大きくてもよいから操作ボタンを前面につけてほしい。(実はGARMIN社から別機種でそいうものもあるのですがまだ日本語版及び日本地図の詳しいものが無い)ということとアーケードのように上部が隠れるところだと衛星を見失うのですがその際見通しが良いところにでたら自動的に復帰する機能が欲しいです。